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  • izumi69burn

弟子訓練より 恵みと力強い御業


迫害のある国でミニストリーをする時、私たちは危険な目に遭うかもしれないことを想定して行きますが、現地の牧師たちが守られるよう、細心の注意を払って集会をすることになります。しかし、人が救われる以上、迫害を避けて通ることはできません。そのような国では神の力ある御手が働かれ、癒しと解放を通して人々がキリストの元へと導かれています。


ある牧師は、献金を貯めてようやく教会の建物を建て始めた時に、壁に白いペンキでテロ組織のマークを書かれてしまいました。そのマークは、一週間以内に立ち退かなければ全員殺すというしるしでした。その牧師は祈り、決断しました。立ち退かずにそこで礼拝を捧げ続けることを。


次の日曜日、いつものように教会堂で礼拝を捧げていると、遠くからテロ組織のメンバーが武器を持って近づいてくるのが見えました。牧師も教会員たちも目を閉じて必死に祈りました。しかし、いくら経っても襲いかかってくる者はいません。不思議に思い、窓の外を見ると、人の数が倍以上になって喧嘩をしています。そして、武器を持った者たちが逃げ去って行くのが見えました。牧師たちは不思議に思い外に出てみると、なんと、村人たちがテロ組織のメンバーを追い返してくれたのです。教会ができてから、その村は祝福され、人々や村全体が変わってきたことに感謝をしていた村人たちが、違う宗教を信じているにもかかわらず、クリスチャンを守ってくれたのです。神の御手は、未信者を通しても働かれます。


迫害のある国だからこそ、神の恵みが豊かに流れ、力強い御業が起こり、人々は救われています。その恵みと御業を日本でも体験できるよう、私たちはキリストの弟子を育てています。同じ神が働かれ、同じ癒しと解放が起こり、私たち日本人が変えられることを信じて。

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