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ウクライナ宣教ー後半

  • izumi69burn
  • 7月7日
  • 読了時間: 3分

ロシア軍による攻撃

21日、午前2時55分、私たちは大きな爆撃音で目が覚めました。クレメンチュク市内にある製油所が130機のドローンとミサイルにより攻撃され、爆発した音でした。幸いにも死傷者はいませんでしたが、クレメンチュク市だけではなく、近郊の農村部や都市部でエネルギーと農業のインフラ施設が打撃を受け、一夜にして同地域に複数の攻撃があったというニュースを見ました。

今月初めにも、クレメンチュク市内に大規模な空爆があり、建物が破壊されたというニュースを日本で見ていましたが、その建物は普通のレストランであったことから、現在は市民を狙った攻撃が多くなっていることが伺えます。

 


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ユースミニストリーの実

製油所に攻撃があった同日、私たちはユースの集会で奉仕をする機会が与えられました。大東牧師は自分が救われた時の証をしました。参加した若者は、最近、教会に来始めたばかりで、この集会では賛美とゲームをし、ルカの福音書を読んで受け取ったことを分かち合い、ギターと英会話を学んでいます。今回は、賛美とゲームの後で大東牧師の証を聞き、受け取ったことを分かち合いました。生まれ故郷を追われ、前日に訪れたホステルに住んでいる若者もいました。何よりも素晴らしいのは、このユースミニストリーで育った女性が、奉仕者として若者にギターを教えていることです。神様の実を見ることができ、本当に嬉しいです。

 


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闇から光へ

 22日の日曜礼拝に百人近くの人が集まりました。椅子が足りなくなったため、倉庫からベンチを出してきたほどです。金曜日に訪れたホステルに住んでいる人々が数多く参加してくれたことを聞きました。初めて礼拝に参加した人々も、身を乗り出して耳を傾けていたのが印象的でした。礼拝の後、奉仕者だけが残って、クッキーを食べながらキリストの弟子とはどのような者かについて大東牧師からメッセージを受け取りました。前回来た時と比べて、奉仕者の人数も増えています。弟子訓練の実が実っている証拠です。

 

広がる光

23日の月曜日、奉仕者だけの集会を持ちました。アウトリーチ、キッズプログラム、避難民へのチャリティイベントに積極的に参加し、人々に仕えている奉仕者たちです。戦争前から教会で仕えていた人もいますが、戦争が始まって家を失い、避難民としてこの市に逃れ、教会で神様に出会った人たちがほとんどです。そのような彼らが、他の避難民のために仕え、福音を伝えているのです。これこそ、ボロデミア牧師家族が実らせた実です。

 戦時下のウクライナでも、確実にキリストの弟子が育っています。そして、闇の中でも、光が輝きを増し、広がっています。今回、ボロデミア牧師家族を通してなされている神の御業、実った実を見ることができました。私たちはこれからもウクライナに来続けることを約束し、クレメンチュクを後にしました。


詳しくは、マルコーシュ・パブリケーションから出版されている月刊誌「ハーザー」8月号に掲載

 
 
 

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